第61回秋季日本歯周病学会学術大会に参加いたしました。｜生野区の歯医者|田中歯科医院ブログ

平素大変お世話になります。

生野区の歯医者 田中歯科医院です。

本日は午後より休診させていただき、スタッフ一同学会参加致しております。

今回は大阪のリーガロイヤルホテルにて開催されております。

高齢者の健康寿命をサポートする歯周病予防の進展と展望～歯周病撲滅の為の第一歩～

これが今回の学会のテーマとなります。

今日は学会2日目ですが、基礎系の研究発表が多く、まだあまり人が少ない気がします。明日は臨床系なので、人も多く、日々の診療に直結する新しいことが多く出てくると思います。

目に付いたものをまた載せていきたいと思います。

本日は、

音波ブラシによる隣接面プラークの除去効率の評価 佐藤 博紀先生

佐藤先生の発表によると

音波ブラシの使用は、手用歯ブラシでは除去しにくい隣接面のプラークの除去ができる可能性がある事が示唆された。習得.上達に時間がかかる歯間清掃用具使用を補うことができるかもしれない。

とのことでした。

その音波ブラシとはPHILIPS社製 ソニックケアーで実験を行なっており、歯ブラシとの比較にて行われています。

歯間ブラシを必ず進めておりますが、なかなか習得出来ない方は音波ブラシの使用も視野に入れても良いかもしれません。

ただしあくまで歯ブラシと音波ブラシの比較になります。歯間ブラシを行ってらっしゃる方はそちらの方が断然除去率は良いので注意して下さい。